巨大な岩のような多面体建築 ボーダフォンオフィス ふらっとポルトガル建築Part10
みなさんこんにちは!
ふらっとです!
今回は久々にポルトガルの建築をご紹介します!
前回まではリスボン中心でしたが、今回からはポルトを中心にご紹介していきます。
ボーダフォン。
20代の人までならギリギリ聞いたことがあるのではないでしょうか?
ボーダフォンの日本法人はソフトバンクに買収された企業なのです。
日本では買収されてしまいましたが、ヨーロッパでは主流のキャリアです。
そのボーダフォンのオフィスを運良く見学させてもらえたのでご紹介させていただきます!
バスが結構走っているので、バスを使うのがいいと思います。
ロッククライミングができそうな巨大な岩のような多面体建築ですね。
この三角形の窓は内部から見ても三角形なのです。
内部も基本的には多面体でデザインされています。
天井にあるライン照明が稲妻のように走っていてヨーロッパならではのデザインセンスを感じます。
このロゴは非常に懐かしいですね。
私が子供の頃よくCMをしていたのを思い出します。
ちょっとしたモニュメントもオシャレです。
美術館かのような空間です。
こんなオフィスで働きたいものです。
ところどころにハイサイドライトが設けられています。
非常に明るい空間を生み出してくれています。
ライン照明は壁にも仕込まれています。
ガラステーブルがカラフルでかわいいインテリアをしています。
食堂の台まで多面体に統一されています。
ちょっとしたスペースにカフェのようなテーブルと椅子があり、海外ドラマのようなオシャレさがあります。
食堂から裏庭に出れる場所があり、非常に開放感のある空間です。
仕事に息詰まったらここで癒やしに行きたいですね。
トイレが非常に洗練されていて洗面台は一枚の石を浅く掘ったものになっています。
そして蛇口は無く、足で水を出すシステムで自動水栓を導入しなくてもこういうシステムでも十分だなと思います。
先程のファサードから見た三角の窓です。
ブラインドも三角形になるようにデザインされていて、凝ったデザインになっています。
窓を三角にするだけで空間に変化が出て面白い空間になっています。
オープンな空間では天井にレール照明があり、そのレールを隠すように木の葉状に切り取られていて面白いデザイです。
普段天井には目が行きにくい場所ではありますが、そこまで考えられているなんて建築家の格の違いを感じさせられます。
屋外に出る場所からはハイサイドライト用の窓がポコポコしています。
屋上にも社員がリフレッシュできるようなデッキがあります。
ポルトの街を一望できる場所です。
すごい気持ちいいデッキでした。
日本では忘れられてしまったボーダフォンですが、ポルトガルではここまで先進的なオフィスになっているとは知りませんでした。
現地のコーディネーターに見学のアポイントを取ってもらったので、一般の人がけんがくするのは 難しいかもしれませんが、ファサードだけでも面白いのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました!
使用機材
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