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初心者向け 一眼レフカメラの基礎知識 絞り(F値)? シャッタースピード? ふらっとカメラブログ

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みなさんこんにちは!

 

ふらっとです!

 

今回は一眼レフカメラの基礎知識を初心者向に解説していきます。(間違っていたら指摘してください。。。)

 

この記事を読んで頂くと脱初心者をすることができると思います。

 

 

 

 

初心者にありがちなオートモード で撮影

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一眼レフをお持ちの皆さんはオートモードで写真を撮っていませんか?

 

私は一眼レフを手にして2~3年くらいずっとオートモードで撮っていました。

 

AモードとかSモードとかよくわからなかったし、どの数値を変えたらどんな写真が撮れるのかもよくわからなかったので、ほとんどオートモード任せでした。

 

それでも、スマホで撮るよりはキレイに撮れていたので、満足していたのです。

 

オートモードにさえしておけば明るすぎることはないし、逆に暗すぎることもありません。

 

ただ、写真を撮ることにだんだんのめり込んでいくと、もっとボケ感のある写真が撮りたいとか、逆に写真全体にピントを合わせたいなどの願望が出てきます。

 

そうするとオートモードでは厳しくなってくるのです。

 

 

 

絞り値(F値)

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ボケ感や写真全体にピントを合わせたいという願望を叶えてくれるのが絞り値(F値)になります。

 

カメラというのは光をセンサーに受けることで写真として記録します。

 

その光をコントロールする要因として

 

  • 絞り値(F値)
  • シャッタースピード
  • ISO感度

 

の大きく3つに別れます。

 

細かく言えば他にも要因があるのですが、主にこの3つと考えて頂いて構いません。

 

その中の絞り値は、レンズ側に搭載されている絞り羽根の開閉によって光の量を調節した値と考えてください。

 

絞り値が大きいと光の量は少なくなり、絞り値が小さいと光の量が多くなります。

 

レンズに例えば18-35mm f3.5-f4.5と書かれていますがそのf3.5という数値がこのレンズの18mmのときの最小絞り値になります。

 

f4.5というのは35mmまでズームしたときの最小値になります。

 

単純に絞り値が小さいレンズのほうがいいレンズだと思ってもいいかと思います。

 

絞り値が小さいと何がいいのか?

 

それは、ボケる写真が撮れるということです。

 

もちろん、光の量が増えるので暗くても明るい写真も撮れます。

 

なぜボケるのかという解説は私はできませんし、初心者は覚える必要はありません。

 

とにかく、絞り値が小さいとボケる!

 

それを覚えておけばいいのです。

 

逆に絞り値を大きくするとボケなくなる!

 

つまり全体にピントが合う写真を撮ることができます。

 

被写体を目立たせたいときにはボケるように絞り値を下げ、風景や町並みを撮りたいときは全体にピントが合うように絞り値を上げてあげればいいのです。

 

これだけを覚えるだけでも脱初心者ができると思いませんか?

 

これを覚えた私は、どんどんカメラの世界にのめり込んでしまいました。

 

Aモード

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絞り値をコントロールすることを覚えたら次は実際に撮影しましょう。

 

絞り値をコントロールするにはマニュアルモードで撮影をしなければなりません。

 

しかし、マニュアルモードだとまだ覚えていないシャッタースピードやISO感度の設定もしなければなりません。

 

そこで、活躍するのがAモード

 

Aモードとは、絞り値のみをコントロールして、シャッタースピードを自動で設定してくれるモードなので、絞り値を変えても暗すぎたり、明るすぎたりすることが無いのです。

 

ISO感度については、本体の設定で自動かマニュアル設定か選べると思うので、ISOの設定が分からない人はとりあえず自動設定にしておきましょう。

 

ニコンではAモード、キャノンではAvモードと呼ばれるみたいです。

 

要は絞り優先モードということです。

 

この絞り優先モードを使いこなして、ボケ感をコントロールしたワンランク上の写真を撮れるように練習しましょう。

 

 

シャッタースピード

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絞り値のコントロールを覚えたら次はシャッタースピードを覚えましょう。

 

シャッタースピードとは、レンズから入った光がセンサーに当たり続ける時間のことです。

 

シャッタースピード1秒なら1秒間センサーに光が当たり続けるということになります。

 

センサーに光が当たり続けるので、シャッタースピードが長ければ長いほど、明るい写真が撮れます。

 

しかし、その分被写体が動いたり、手持ち撮影だったりするとブレてしまいます。

 

写真では基本的にブレることは失敗に当たります。

 

しかし、意図的にブラすことで、ブレが表現に変わることもあります。

 

例えば、滝を被写体にしたときにシャッタースピードを早くすると水しぶきを撮影することができますが、逆に遅くすると水の流れを写すことが出来たりするのです。

 

また、夜の撮影では、シャッタースピードを遅くして車の光を閃光のように表現することも出来ます。

 

逆に、暗いけど手持ち撮影しか出来ないような場所では、シャッタースピードを1/80以下くらいに設定してブレにくい速度に調整することも出来ます。

 

シャッタースピードをコントロールできるようになると脱初心者以上に中級者くらいになれるのではないでしょうか。

 

Sモード

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シャッタースピードをコントロールすることを覚えたら次は実践です。

 

絞り値のようにシャッタースピードのみをコントロールしてその他は自動で設定してくれるモードがあります。

 

それがSモードです。

 

ニコンではSモード、キャノンではTvモードと呼ばれるみたいです。

 

つまり、シャッタースピード優先モードということですね。

 

運動会や車、電車を被写体としたときにパシッと全体がブレていない写真を撮りたいときはシャッタースピードを早くし、躍動感を演出したり、動きを表現したいときにはシャッタースピードを遅くして、少しブレをわざと表現してみましょう。

 

ISO感度

 

 

最後にISO感度です。

 

ISO感度とは、センサーがどれだけ光を敏感に受け取るかという数値だと思っていただければいいかと思います。

 

ISO感度が低いと、センサーがそれなりに光を感知し、ISO感度が高いと敏感に光を感知するということです。

 

つまり、ISO感度が低ければ写真は暗くなり、ISO感度が高くなれば写真は明るくなります。

 

ISO感度には一つ弱点があります。

 

それは、ISOを高くして光を敏感に感知してしまうと、ノイズが出てきてしまい、のっぺりした写真になってしまいます。

 

明るくなる反面ノイズが乗ってしまうのです。

 

なので、ISO感度はなるべく小さな設定が好ましいです。

 

かといって、小さいままだと暗すぎる写真になりかねないので、ノイズが出ないいい塩梅で調整する必要があります。

 

Mモード

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最後にこれら3つの光の受け取り方を覚えたら、完全マニュアルモードで撮影してみましょう。

 

絞り値もシャッタースピードも両方コントロールできるモードがMモードになります。

 

風景で暗いけれども、手持ち撮影しなければならない場合などに役に立ちます。

 

手持ちで、ブレさせたくないのでシャッタースピードを早くし、全体にピントを合わせたいので、絞り値を上げる。

 

それだけだと暗すぎるので、ISO感度を上げて撮影する。

 

そんな感じでこのモードを使うことが出来ます。

 

他にもボカしつつ、ブレさせたりボカさずブレさせたりなど写真を意のままに表現することができるようになります。

 

ここまでできるようになるともはや上級者ですね。

 

ちなみに私はMモードはほぼ使えません。。。

 

まとめ

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私は、町並みや動物、人物などを撮ることが多いのでAモードを多用しています。

 

ボケ感のコントロールを覚えると、様々な焦点距離で絞り値の低いレンズが欲しくなってきます。

 

まさにレンズ沼。。。

 

最初からついているキットレンズだとボケ方が足りないので、どんどん買い足して行きたくなります。

 

ボケればいいってもんじゃないんですが、ある程度のボケ感のある写真が個人的に好きなので、沼にハマっていこうと思います。。。

 

Sモードについては本体側の性能ですが、どのカメラもシャッタースピードは基本的に同じなので、カメラやレンズの性能を気にする必要は無いと思います。

 

ISO感度については、カメラ本体の性能で個体差が激しく、このISOの値でこのカメラはノイズが出ないけど、こっちのカメラではノイズが出るなんてこともあります。

 

また、ISOの最大値もカメラによって様々なので、夜景や暗所の撮影が多い人は気にしてみるといいかもしれません。

 

ザックリではありますが、簡単に脱初心者できる内容だったのではないでしょうか?

 

みなさんもAモード、Sモード、Mモードを使ってオートモードでは出来ない表現をして楽しいカメラライフを送りましょう!

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました!