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実際にふらっと訪れた建築を中心的にふわっと紹介していくブログです。有名建築から無名建築まで幅広く紹介していきます。その他、カメラやPCなどのガジェットも紹介します。

初心者向 一眼レフカメラのAPS-Cとフルサイズの違いとは ふらっとカメラ雑談

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みなさんこんにちは!

 

ふらっとです!

 

今回は、一眼レフカメラ・ミラーレスカメラを購入しようとするとよく聞くAPS-Cとフルサイズについて簡単にご紹介します。

 

この2つは、一眼レフカメラ・ミラーレスカメラを購入する際の最も重要なことだと思います。

 

この2つを抑えておけば、カメラ選びが楽しくなると思います。

 

 

 

 

 

 

APS-Cとフルサイズって何のこと?

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そもそもAPS-Cとフルサイズとは、何のこと?と思いの方もいると思います。

 

APS-Cとフルサイズとは、センサーの大きさのことです。

 

昔で言うフィルムに当たるパーツになります。

 

デジタルカメラはすべて、このフィルムのパーツがセンサーになっています。

 

コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)も、一眼レフカメラもスマホのカメラもすべてセンサーがフィルムの役割をになっています。

 

 

 

センサーサイズはAPS-Cとフルサイズだけ?

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一眼レフカメラやミラーレスカメラでよく使われるセンサーサイズはAPS-Cとフルサイズになります。

 

しかし、それ以外のサイズももちろんあります。

 

フルサイズというのは、昔のフィルムと同じサイズのセンサーです。

 

APS-Cはそれよりも小さく、Panasonicやオリンパスがよく一眼レフで使っているサイズでマイクロフォーサーズというサイズがあります。

 

また、コンデジでよく使われる1型サイズやスマホでよく使われる1/2.3型などもあります。

 

そして、フルサイズの上の大きさのサイズもあります。

 

それが中判サイズです。

 

このサイズはかなり大きいセンサーサイズになるので、プロでもなかなか使わないサイズです。

 

このサイズになると、カメラの価格もかなり上がります。

 

初心者やアマチュアが手を出せるようなレベルではないので、あまり気にしなくてもいいと思います。

 

 

 

センサーサイズが違うと何が違うのか?

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センサーサイズが違うと何が違うのか?

 

それは、画角画質です。

 

センサーとは、光を受け取る場所です。

 

その面積が広ければ広いほど、映り込む範囲も広くなります。

 

APS-C機に付けているレンズとフルサイズ機に付けているレンズの焦点距離が同じでも、画角はAPS-Cのほうが狭くなるのです。

 

同じ焦点距離で比べるとマイクロフォーサーズ、1型、1/2.3型となるにつれて画角が狭くなります。

 

そして、画質です。

 

画素数とはまた違うのですが、受光面が広いとより多くの光を受け取ることが出来るので明るくなり、ノイズを抑えられたり、光のグラデーションを表現しやすくなります。

 

最近のスマホは画質が良くなっていると言っても、一眼レフには勝てない理由がここにあります。

 

スマホでは、暗所にかなり弱く画像処理で誤魔化している部分が大きいです。

 

よく見ると、ノイズを無理やり誤魔化しているので、のっぺりとした写真になっていると思います。

 

 

 

ボディのサイズも違う?

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センサーが大きくなると必然的にそれを収めるボディも大きくしなくてはなりません。

 

フルサイズよりも、APS-Cのほうが小さく、マイクロフォーサーズのほうがより小さくなります。

 

スマホが1/2.3型なのは、小型化・薄型化のため1/2.3型ぐらいが限界なのです。

 

そのセンサーサイズでどうしたら美しく写真が撮れるかを画像処理やレンズ、手ブレ補正などで競い合っています。

 

もし、スマホがフルサイズセンサーを搭載すると、バカでかい大きさになって、見た目は一眼レフで電話しているような感じになるでしょうね(笑)

 

 

 

ボケ方も違うって本当?

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よくセンサーサイズが違うとボケ方が違いますと言われていますが、厳密には間違いです。

 

同じ焦点距離であれば、ボケ方は同じなのです。(レンズ・カメラ性能によりますが)

 

これは、先程お話しましたが、センサーサイズによる大きな違いは画角と画質だからです。

 

ボケ方に影響する要因は大きく2つです。

 

それは、焦点距離とF値です。

 

焦点距離が長くなれば長くなるほどボケやすくなり、F値が低くなれば低くなるほどボケやすくなります。

 

つまり、同じ焦点距離、同じF値であれば基本的にはボケ方は同じなのです。

 

センサーサイズでボケ方が違うというのは、同じ画角で比較するとという話です。

 

同じ画角で比較するには、焦点距離を変える必要があります。

 

ここまで、理解すればもう分かると思います。

 

同じ画角で比較するために、焦点距離を変えることでボケ方が変わるのです。

 

 

 

35mm換算とは?

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センサーサイズのことを勉強していくと、35mm換算という言葉に出会うと思います。

 

これは、35mmフィルムと同じサイズのフルサイズに合わせた焦点距離をベースにした計算方法です。

 

35mmフィルムは殆ど使われていないので、フルサイズ換算とも言います。

 

 

この写真は何mmのレンズで撮った?と聞かれたときに30mmと言っても、フルサイズの30mmとマイクロフォーサーズの30mmでは画角が全く違うので、フルサイズを基準に話せるようにした基準になります。

 

メーカーなどにもよりますが具体的に35mm換算を考えてみます。

 

マイクロフォーサーズの焦点距離×2倍がフルサイズの焦点距離になります。

 

APS-Cは、焦点距離×1.5倍がフルサイズの焦点距離になります。

 

焦点距離30mmとすると、

  •  フルサイズ=30mm
  • APS-C=30mm×1.5=45mm
  • マイクロフォーサーズ=30mm×2=60mm

 

となるので、画角の違いが発生するのです。

 

 焦点距離30mmに合わせようとすると、

  • フルサイズ=30mm
  • APS-C=30mm÷1.5=20mm
  • マイクロフォーサーズ=30mm÷2=15mm

となるので、ボケ方が変わるのです。

 

 

 

APS-Cとフルサイズのレンズで気をつけること

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私がNIKONユーザーなので、NIKONを例にお話します。

 

NIKONでは、昔からマウントが変わっていません。

 

マウントとはボディとレンズの接合部の形のことです。

 

APS-Cもフルサイズも同じマウントになります。

 

なので、APS-Cでもフルサイズでも同じレンズを使うことが出来ます。

 

ここで、注意しなければいけないことがあります。

 

NIKONはマウントは共通でも、フルサイズ用のレンズとAPS-C用のレンズがあります。

 

先程からお話している通り、APS-Cとフルサイズでは画角が違います。

 

APS-C用のレンズはAPS-Cの画角になるように光を取り込む設計になっています。

 

そうすることで、コストを抑えることが出来ます。

 

しかし、このAPS-C用のレンズをフルサイズに装着するとAPS-Cの画角の以外の部分は映らず、黒く枠取りされてしまいます。

 

この現象を【ケラレ】と言います。

 

ケラレを作品にするのであれば、ありかもしれませんが、基本的には無いほうがいいですね。

 

なので、APS-C用のレンズばかり持っている人が、フルサイズ機に乗り換えたり、APS-Cとフルサイズのレンズを持っていたりするひとは要注意です。

 

逆に、フルサイズ用のレンズであれば、APS-Cでもケラレること無く普通に使えますが、価格は高くなります。。。

 

 

 

終りに

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なんとなく、センサーサイズの違いが分かったのではないでしょうか?

 

センサーは大きければ大きいほどいいです。

 

しかし、センサーが大きくなるとその分ボディが大きくなり、価格も高くなります。

 

一眼レフに挑戦したいけど、できるだけコンパクトなのがいいという方は、Panasonicやオリンパスのマイクロフォーサーズ機を。

 

本格的に一眼レフを始めたいという方は、NIKONやCANON、SONYなどのAPS-C機やフルサイズ機を。

 

自分なりに選択して、カメラライフを楽しんでいきましょう!

 

 

 

また、最近InstagramやYouTubeを本格的に初めたので、ぜひ見ていただけると私のモチベーションに繋がりますので、宜しくおねがいします!

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最後までご覧いただきありがとうございました。